自分の頭から10円ハゲが消えた、といって喜んでいれられのもほんの少しの間だけ。
円形脱毛症は癖になり、なんども再発を繰り返すのです。それが多発性円形脱毛症といわれるものなのです。
ふたたび円形脱毛症が出来ていた、というときには、頭が鬱血したようになる、そんな話はよくあることです。円形脱毛症の行動がとまり、静かになっているあいだに健常者のように異性を好きになったとします。
しかし気付けば、今まで忘れていた自分の運命を思い出し、それに直面することにより、彼女との大きな壁を感じてしまうのです。
ましてや健常者の喜びを噛みしめていただけに、そのショックは大きく、一気に地獄へと突き落とされたような気持ちになるのです。
そんな時は、自分なんてこの世から消えてしまえばいいのに、と心底ガッカリし、生きていることがイヤに思えることさえあるのです。
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円形脱毛症の苦悩(10)
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